電動トルクドライバーPRO-FUSEシリーズの特長

当社独自の制御技術により、ねじ締め経過、結果のトルクを設定・管理できます。

【機構】	ギア、ロードセルが無く機械的損失がない、モータ直結のダイレクト制御
	PRO-FUSE 従来品
【制御】	先進のアルゴリズムで高速・高精度トルク制御

PRO-FUSEでは、様々なねじ締め条件に対し、回転速度の変更が可能。同一プログラムで逆回転を入れる事も可能です。
※ 逆回転を入れる際は、最終的トルクアップする形でプログラムして下さい。

●推奨締付パターン：

低速→高速→低速 ねじの山と下穴の山が噛み合うまで低速にし、噛み合った後を高速でネジ締め時間を短縮。 最終のトルクアップ手前を低速にすることでオーバーシュートを抑止します。

●噛み込みを逆回転で回避：

締結前にトルクアップしてしまう際に有効。一度緩めることで噛み込みが外れ、ねじ浮きの抑止。斜め締め時の位置補正等にも有効。

●その他：

タッピングねじのようにねじ締め開始直後にトルクが上がってねじ締め終了になってしまう現象を回避 初期トルクアップをキャンセル可能 ねじ締め後指定角度(-360°～360°/1°毎)へ増し締め可能です。緩め側へも設定可 ※ ツールタイプの最大値を超えるトルクが必要な場合は不可 逆ねじ　回転方向をCW/CCW切替で対応可能

PRO-FUSEは、アプリケーションソフト（ProE-Expert)でねじ締め中のトルク値をグラフに表示可能。
ねじ締め最中を視覚的にとらえることで、品質の向上、トルクスタディ(研究や分析)の手助けを行えます。

【ねじ締めトルク変動】		【ねじ締め結果】
ProE-Expert
■ ねじ締め最中のトルク変動をビジュアル的にモニタリングする事が可能で、最適なねじ締めプログラムの作成や、ねじ締め条件算出に役立ちます。 ■ ウインドウ機能を使えば、ねじ締め途中経過での判定も可能です。 接着剤付きねじ、タッピングねじやプラスチックねじなど、各種ねじ締めの可能性を広げます。		■ PRGNo/ターン数/トルク値/締付時間/結果/エラー詳細を表示します。（CSVファイルにて出力可能。） ■ PRO-FUSEはEthernet通信またはRS232C通信で接続できます。 通信アプリを構築いただく事で、ねじ締めパターンの設定、ねじ締め・緩めなどの動作指示、ねじ締め結果の取得が、ロボットや、パソコンのアプリから可能です。

マウスピース、スライド、ビットの専用設計によって実現可能。

障害物隣接		オフセット（内側面）		深穴

●PRO-FUSEはギア、ロードセルが無く、モータ直結でコンパクト ●高速モードでMAX1500回転が可能で、 　　　　　ねじ締めサイクルタイムが業界最速クラス

微小ねじ締め機.comでは、各種ロボットシステムに搭載可能です。多軸ロボット、スカラ・ロボット、XYロボット、双腕ロボット、パラレルリンクロボットなど各種ロボットシステムに搭載可能です。

多軸ロボット搭載		スカラ・ロボット搭載		XY・ロボット搭載		双腕ロボット搭載		パラレルリンク ロボット搭載

●ノックピンをドライバー側に付けることにより、位置決め精度が高く取付が容易です。

●ビット交換が容易。ドライバー（PRO－FUSE）本体をロボットから取り外すことなく、ワンプッシュで脱着可能です。

①ビットの長寿命　：　ねじ締め付け完了直前に減速させることでビットの消耗を軽減します。

②構造がシンプル　：　ギアなどがなく、機械的故障がほとんどない。